2005-01-01から1年間の記事一覧

総括だったりして

さてさて、暮れも押し迫ったということでなんとなく総括を。 今年一年、というよりまあこの日記(?)を書き始めてからいままでの演芸ライフをふりかえりつつ一杯傾けている私。最初の記事の日付が2002年8月23日になっている。 落語をライブで聞くようになっ…

さのさナイト

柳家紫文さんのお弟子さん達が、月一で開催している会らしい。 小寿々さんからお声をかけていただいたとき私が思ったのは、「ぜんぜんわかんないけど、大丈夫かな?」 これも不思議な話で・・・・楽器がテルミンだろうとなんだろうと「面白そう」っていうだ…

太田スセリワンマンライブ

この人、最初は好きではなかった。 ラジオをかけっぱなしで寝るクセがあり、たいがいTBSなので、土曜日の午前中は必然的に永六輔のラジオ東京を耳にするはめになる。 が、休みなのでその時間帯はまだ睡眠時間でもあるのだ。 そこでイライラするようなギター…

三鷹 de きいたか

この会に行くのもたぶん4回目。 たいてい友達と連れ立って行っていたのであるが、誘っていた友達宅で急におめでた。 もう一人アテにしていた友達からは、同じ日に開催されるイベントの誘いがきてしまい、彼女も空いていないのだということを知る。 うーん、…

木村万里シャッフル 笑いの人間交差点

うちはTBSラジオをほとんど流しっぱなしにしている。 なので、永六輔の土曜ワイドラジオ東京は聞くともなしに聞いている番組だが、木村万里さんのコーナーがあると「オッ」と思ってそこだけは真剣に聞いていた。 木村万里さんが見つけた面白い芸人、パフ…

NHK新人演芸大賞

今年の落語部門の受賞者は立川志ら乃さんだそうな。 という情報はネットで見て知っており、「あ、そうなんだ。じゃ、見てみるか」と確認するような気持ちで見た本日のテレビ放送。 私はとくに彼の熱心なファンでもなく、志らくさんの会に行くと必然的に聞く…

谷中芸工展「江戸の芸能を嗜む」

なんだか秋になってから、気分も体調も沈みまくり。 目の前にお堀でもあったなら、身投げしてしまいたいような気分である。 原因不明の発疹が治らず、脚なんか天然痘の人みたい。 仕事のせいで鬱が入り気味で、おまけに連休になったとたんに風邪を引き込み、…

鈴本演芸場9月上席夜

えーと、リベンジです。 夕方から時間ができたので、この前果たせなかった「徒歩で寄席」ってヤツに再挑戦です。 私もしつこいね。 でも、今回立ち見だったときを想定して、往路は電車にした。 5時15分に家を出て、5時半には上野に着く。近っ。 なんだかやた…

笑いが一番

※ うーん、これで引越しは完了だー。NHK総合 日曜日 昼1:05〜1:35 落語家と漫才、色物とりまぜて4名出演の演芸番組。 つぎつぎにいろんな人がでてくるけど、全員が面白いとは限らないというところで、テレビ番組の中では寄席に一番近い雰囲気を体験できる…

鈴本演芸場8月中席(未遂)

未遂ですよ、ええ。 だから今回は鈴本演芸場に行こうとして席にあぶれた人用の時間のつぶし方の一例ですよ。 落語見てませんし・・・。 当方現在夏休み中につき時間がたっぷりありますもので、鈴本まで歩いていってみようと思ったわけですよ。 ちょうど昨日…

らんまんラジオ寄席

日曜日 夜8:00〜9:00 TBSラジオ系 放送開始からすでに30年を数える長寿番組。 「本当の寄席の笑いを」をキャッチコピーに昔ながらの公開録音形式で落語、漫才を提供してくれます。 構成は若手落語家・色物・中堅またはベテラン落語家の順番で3名の出演。T…

平成落語家ジョッキー

※ 今更ながら、ここには一日一本しかかけないことに気がついた・・・。 というわけで、今日も一本だけお引越しです。NHK第1 土曜日 夜7:30〜7:55 若手落語家による生放送番組。 今や懐かしの正統派「ディスクジョッキー」スタイルで、4人の落語家が週替…

笑点

※ せっせとお引越しお引越し〜♪ 毎週日曜日 夕方5時半〜6時 日本テレビ系 誰かのイカしたギャグに思わず「座布団一枚!」と叫んだ記憶、あなたにもありませんか? これを知らなきゃ国民としてモグリ(?) もはや日本人のDNAに組み込まれたとも言える国民…

ラジオ名人寄席

※ 落語サイト、二個持ってても何なので、徐々にこっちにまとめて行こう。 ってことで。 NHK第1 日曜日 夜7:20〜7:55 日曜日の夜7時台といえば、テレビはバラエティ花盛り。 どのチャンネルを見てもタレントがボケたり突っ込んだり、お料理を頬張りながら…

圓朝まつりに初めて行ったのは3年前。 そのころはまだ椎名町に住んでいたが、初めて谷中に来てみてその雰囲気をいっぺんに気に入った。町の中に昭和も江戸も明治も大正もぜんぶある感じがして。 普段は高座の上にいる芸人さん達が普通に売店をやってたりゴミ…

三鷹 de きいたか

今回で3回目の観覧。 一回目に一緒に言った友達を、休日出勤だったというのに「絶対面白いから!打ち上げも出て!」と引きずっていく。 今回もけっこうな入りで、立ち見の人も。 最近「笑点」の出演もあったということで、うーん、どんどん人気者になってし…

志らくのピン シネマ落語「ダイハード」

池袋文芸座に場所を移しての二回目である。 今回は妹をかどわかして連れて行った。 前回は前座無しだったが、今回はらく次さんの「片棒」から始まった。 一つの噺の中に得意な部分と苦手な部分が混在しているのがまだわかる。 けれども、昔に比べるとずいぶ…

志らくのピン パートⅢ ネタおろしの会

落語に友達を連れて行く。 これが案外とグレートウォールなんである。 笑いのツボというやつは人によって違うので、私が面白いと思っても相手はどうかわからない。 それから、落語の場合独特の言葉も多々あり、途中でそれを説明するハメになったり、噺家が何…

豊志賀

そんなわけでもう一本、ややまとまり系の文章を・・・。 「豊志賀」は実際は長い物語の中の一部なのですが、「豊志賀の死」の部分だけ取り出されて演じられる機会が多いようです。 怪談の中では比較的演じやすい噺なのでしょうか。 それほどしょっちゅう落語…

不動坊

基本的にこの「落語ノオト」はほとんど推敲せず、何か見たらなるべくスピーディに更新するのが身上なので、ときどき読み返すと取り留めなさすぎてわれながら呆れる。 んで、たまにはちょっとまとまったコラムっぽいものを書いてみたくなった次第であります。…

タイガー&ドラゴン最終回

落語がモチーフということで楽しみに見ていたこのドラマもとうとう最終回と相成った。 しかし、先週呑みに行っていて見逃した間になにやら急展開があった様子。 最終回を見始めてみれば、いきなり小虎が刑務所から出てきてビックリ。 前半なんだか非常に寂し…

志らくのピン パート3 シネマ落語編

会場を池袋文芸坐に移してのシネマ落語の第一回。 確か文芸坐に最後に行ったとき見たのは「カウガールブルース」と「パルプフィクション」の二本立てだったから、10年近く前になるのかも。 当時はまだ建物が古くて、壁にレリーフがあった。 地下で映画を見た…

近藤志げる 野口雨情を唄う In 文鳥舎

行きたかった落語会のチケットが取れずしょんぼりしていたところに、文鳥舎から「近藤志げるライブ」のDMが届いた。 私がジャバラ弾きと知っての所存か? いや、おおかた偶然でしょうけど、もともと興味があったので、二つ返事ですっ飛んでいきました。 た…

志らく一門会

もしかして1年ぶりくらいの志らく一門会。 引っ越して御徒町に近くなったわりには、日曜日は疲れているか予定があるかどちらかで、行く機会がなかったのだなあ。 気持ちにもフトコロにも余裕があったので、イモウトを巻き込み上野広小路亭へ。 で、また行っ…

柳家紫文「三鷹deきいたか」

前々回観に行って面白かったのだが、前回仕事で行けなかったので、半年ぶりの文鳥舎。 前回の印象では席がやや余ってるくらいのお客の入りだったので、そんなつもりで出かけてみたら「ぎゃッ!」ってかんじである。 なにこの人数・・・!補助席まで出るほど…

池袋演芸場下席

こぶ平の正蔵襲名なんぞにはケほどの興味も無かったのだが、めずらしく友人に落語に誘われたことだし(だいたい落語イベントは私が先行することが多いんでス。サビシイ。)この際「見ておく」のもいいかも、と、旅先で名物料理を食べるみたいな気分で池袋へ…

第二回 市馬・菊之丞二人会

昨年の夏ごろに開催された二人会が好評だったらしく、二回目である。 仕事の関係でどうしても開演ぎりぎりにしか到着できず、予想はしていたがやはり立ち見。 まあ、二人ともそれぞれのファンをしっかりつかんでいる人気者だから仕方ない。 あと、昼席でやっ…

志らくのピン「廓を語る」

約5ヶ月ぶりの演芸鑑賞なり。 年末から1月末まで引越しのためにいろいろと物入りでフトコロ寒く、気持ちにも時間にも余裕が無くてなんとなく行きそびれていたが、このごろやっと少し余裕が出来てきた。 てなわけで、鈍ってしまった落語脳のリハビリにと、中…