続きは、とか言いながら

またまた間が空いてしまいました。
この夏はほんとうに体に負担が大きかったらしく、とにかく眠くて。
パターンとして、自宅にいるとまず22時頃大きな眠気が襲ってくる。
そこでちゃんとお風呂入って寝ればいいのに、ちょっと横になろう・・・ってパソコンの前で寝転んで、気づけば深夜2時、3時ということの繰り返し。
こないだまで暑かったからいいものの、この数日同じことしてたら、たちまちちょっとノドが変・・・。

んなわけで、お笑い系のライブには行けてないのですが、その後見たのはこの二つ
<銀座アコーディオン音楽祭&国際コンクール>
<御喜美江 アコーディオンワークス>
ぜんぶアコーディオンがらみですね・・。
最近ライブやコンサートに行くと、出し物そのものに加えて、その会場ですごす時間全体が気になるようになってきた。
美江さんのリサイタルは浜離宮朝日ホールだったんだが、休憩が20分あってその間、ロビーにあるカウンターで飲み物と軽食が摂れるスタイルなのがよかった。ワインとビールもあったりして。(この日は飲みませんでしたが。)
「会場ですごす」という時間もふくめてひとつのイベントとして楽しめるのがベストなんだよなあ。これはこのリサイタルだけが特別だったわけではなく、ホールがそういう作り(ドリンクカウンターがある)になっていたから、ということもあるんだけどね。観ることと飲み食いすること、私としてはナチュラルに共存してほしい。するてーと、寄席っていうのはそういう意味で、ひとつの理想的な空間ではあるのだな。
アコーディオン音楽祭とコンクールはスタッフだったりしたので客観的なコメントは難しいが、アコーディオンのすべてを見せきったという意味で画期的なものだったと思う。
そーなんだよね、アコーディオンって、なんでもあり。どんなジャンルの曲もできる。
でもアコーディオンというだけで、同じステージに集結できて、だれも不思議に思わない。
ギターやピアノ、あるいは他の楽器でそれができるものがあるかというと、無いであろう。もっとジャンル間の壁は厚いはずだ。逆に言うと、それだけアコーディオンという楽器がマイノリティだということになっちゃうのかな???
確かにまあ、私は習っているから回りにアコーディオン持ってる人が多いのであって、普通に暮らしている人にとっては「誰でも知っているが、誰も持っていない楽器」ってところだろう。
「やっと同じ楽器をやっている人に会えた」ということで、アコーディオン奏者同士は仲良くなる傾向にあるのだそうな。(美江さん談)

さて、谷中周辺の新規開拓。
<一寸亭>
いわゆる普通の町の中華料理屋さん。谷中には意外とこのタイプのお店、多い。地元の人が家族で食べに来るような。昔はこういうお店がファミレスみたいな役割をしていたんだろう。自分が子どもの頃を振り返ってみても、そんな気がする。野菜不足を痛感していたのでタンメンを注文。ごく普通においしいラーメンだった。このごく普通がありがたい。ラーメン屋って求道者チックなのが幅をきかせてて、疲れません?考えてみればラーメンごときに、そんなに真剣に対峙したくないよね。休みの日の昼間に行ったのだが、家族連れが二組遅めのお昼ご飯、40代かな?というカップルが一組、昼からギョーザとビールというリラックス感。ふだん着のお店だね。気楽に美味しいものを食べたいときに便利なお店。店の半分が小上がりってのも、なんか懐かしい。子どもの頃、たまの外食に家族で行ったお店をいろいろ思い出した。あの頃、ほとんどの店にあったなあ、小上がり。次回は餃子食べよう。(今、脳内に谷根千餃子マップ作成中なのだ。)
<COUZT CAFE>
とある試験勉強をしたくて、うちだとついつい居眠りしちゃったりするので、どっかカフェで・・・と探してぶらぶらしていたときに見つけたお店。中を覗き込んでいたら店員さんが声をかけてくれたので、入ってみることに。谷根千界隈にはめずらしい、北欧風すっきりインテリアのカフェ。どっちかというと東京の西の方の雰囲気(代官山とか広尾とか)。洋服や雑貨も売っている。で、うれしいことに空間が広い。勉強や読書をしたいときって、お店が広い方が適度にパーソナルスペースが保てるのでいいのよね。スコーンと紅茶でひとしきり参考書を読む。紅茶はたっぷり3杯分。スコーンも熱々、ざっくりした感じで美味しかった。ジャムはルバーブ。初めて食べた。
パソコン持ち込んで仕事?している人もいたので、割と長居しても許される感じなのかな。お値段はこの周辺にしては高めの方だけど、あの広さと雰囲気なら私は納得。

ところで、私が一番よく利用するカフェは千駄木サンマルクである。この辺りにはいい雰囲気のカフェがいっぱいあるのは知っているんだが、「広さ」を求めるとこうなってしまうのよねえ・・・。