ビデオジャーナル46

ああ、きーぽん!きーぽんなのである。
きーぽん・・・もとい「Keepon」、それは何か?
これである。

何か、テクノのことについて調べていて偶然見つけた動画だったが、この淡々とした様子と動きのキュートさに魅了された。そのときはフラワーロックみたいな、単なる音に反応するオモチャだと思っていたけど、実はこいつはロボットだったのですね。
Infanoidプロジェクトという「ロボットを人間らしくする」ことを研究しているプロジェクトの一環として、子供のコミュニケーション能力の発達を研究するツールとして開発された、きわめてアカデミックな代物だったのだ。子どもたちとロボットのインタラクションを観察し分析することで、コミュニケーション能力がどのように発達していくのかを理解するための手がかりとしたい。そんな目的で、乳幼児のコミュニケーション欲求を自然に引き出すものとして、きーぽんは利用されるれっきとした精巧なロボット。目のように見えるところにはカメラが仕込まれ物の動きを追うことができるし、鼻のようにみえるところにはマイクが仕込まれているので、音を聞いて反応したり音がするほうを振り向いて見たりってこともできるわけである。
くわしくはこのページにあるので、興味がある人は見てみてください。
Careボットプロジェクト
そんなことはさておき、とにかくかわいいのである。
物を目の前に出すと目で追う仕草をする。この仕草が私的にはツボである。かわいいいいいい!

その可愛さがアーチストの目に留まり、こんなPVも作られている。一緒に出演しているのは開発者だそうな。