まとめメモ

う、最近このパターンだな・・・。
時間が無いわけじゃないんだけど、なんか毎日あわただしくってねぇ。

11月22日 BABA De Night VOL2
柳家紫文&東京ガールズの高田馬場月例ライブ第2回。
前回はお客さんが来過ぎてたいへんなことになってしまったが、今回は適度な入りでゆったりと。
最初は東京ガールズによる「さのさ」づくし。今回は3名体制バージョンだったので、目にも華やか。小さめのライブハウスって、割とステージのバックに物が置いてあったりごちゃごちゃしてたりして、すでにある程度の雰囲気ができていたりするのだが、この会場のステージは背景がまったく真っ白のスクリーン。空気をゼロから自分たちで染め上げなければならない。東京ガールズの市松が3人ならぶと、ちょうどいい染まり加減。
師匠に交代して都々逸を少しと長谷川平蔵、落語「紀州」。そのあと、またガールズと交代して何曲かと、最後は踊りと立ち回りで師弟コラボ。
最後の踊りとかがよかったな。いままで師弟ライブでもお互いの交代に出てきてそれぞれのネタをやってる感じが強かったので、一緒に演る意味って???と思うことが無くも無かったが、今回みたいにからむ出し物があれば一緒に演る意義もある。と思ったのと、前述のとおりステージがプレーンなので動きがあるネタが映えた。立ち回りのとき、ステージがせまくて最前列のお客さんが危険な状態で、ちょっと逃げたりしてるのもおもしろかった。こーゆうのが楽しいよね。
まー何にしても1時間という、ライブとしては中途半端な時間設定。盛り上がってきた頃にお開きなのが辛いが、時間制限を生かしてコンパクトで味のある会になっていけばいいなーと今後に期待。

11月25日 講談大酋長
「ひ」さん企画の神田阿久鯉さんの講談会の第2回。会場は下北沢のとあるニューオリンズバーである。
春に第一回が開催されたときは、阿久鯉さんはそのお店に来るのが2回目くらいだった。なので不慣れな分、様子を探りながらというところもあったようだが、今回はなんと、この半年ちょっとの間にお店の常連になっていたのですね!すっかり慣れた雰囲気で、リラックスしての高座。前回は「マニアックすぎる・・・。」ということを気にして選んでいたネタも、今回は思い切りよく「ちょっと講談初心者が聞く話ではありませんが。」という陰惨な話をチョイス。
前半は講談とは何ぞやというレクチャータイム。講談の由来から、講談口調の特徴、師弟関係についてなど、初めて講談を聞く人のためのお時間。お店の常連としての阿久鯉さんしか知らす、講談をやっているのを始めて見るというお客さんも多数いたらしい。ちょっとわかりやすい短いものを・・ということで、ここで「扇の的」を一席。
休憩を挟んで本題の「旗本五人男」。これは会場のバーのマスターのリクエストらしい。なんでも「ダメな男がとことんダメになっていく話」がお好きなんだそうだ。
確かになんともダメな話。芸者に貢ぐために殺人を犯すが、殺した相手がその芸者の叔父さんだったことからどんどん悪い方へ転がり落ちていく男の話。連続講談なので今回は切りのいいところでおしまいになったが、終わってからの歓談タイムに聞いてみたらまだまだ「あんた、そりゃ無いわ〜。」的な展開が待っているようだ。ぜひ続きを聞きたいもの。
阿久鯉さん、今回は黒地にもみじ柄の着物に半襟も赤できりっとした感じ。迫力がストレートに伝わってきて、かっこよかったですね。

11月27日 ニヤリと笑う、クスリと笑う
伊藤多賀之・芝草玲・山田晃士という不思議なブッキングのライブ。
大笑いするではないが、タイトルどおりちょっとだけ笑っちゃうような歌を歌う人を集めたらしい。
私にとっては伊藤君と山田さんが出ているというだけで、夢のコラボ。だったのだが、実は今回一番のヒットは、まったくノーマークだった柴草玲さんなのでした。
黒いベレーにロングヘア、ミニスカートにロングブーツ。ヌーベルバーグの映画に出てきそうないでたち。顔立ちは山崎ハコみたいな雰囲気。ピアノ弾き語りなのだが、声はUAみたいなハスキー系。そんな声で日常のささやかな出来事や思ったことを、アンニュイに歌うのだ。
んー、まりしろ的にたとえると、上野茂都さんとネコマジの要素を両方持ってるという感じかな。
なおかつ色っぽい。オモシロ歌を歌う女性って、あんまり女性としての性を感じさせるタイプはいないのだが、柴草さんは「女!!!!」って感じです。これ見よがしにセクシーなんじゃなくて、にじみ出る色香のある人。
7時に始まったライブだが、終わったときには10時。それぞれの時間に実のつまったいいライブであった。

加筆予定。
寝ます・・・。