ビデオジャーナル32

「幽閉系ミュージシャン」と私は呼んでいる。
裕福な家庭に生まれ箱入り的な育て方をされ、ロックもポップスも聴いたこと無く、クラシックしか知らない。純粋培養的な環境から、ときどき個性的なアーチストが現れる。そんなことがけっこうある。
けっこうある・・・ような気がしていたが、わりとイギリスに多いパターンのように思う。

最近ではこの人がソレ系。Enyaです。

あと、Kate Bushも純粋培養系。この曲「嵐が丘」は16歳のときの作品だそうだ。「嵐が丘」の作者エミリ・ブロンテもほとんど幽閉されていたような少女時代を送った人。イマジネーションだけで完璧に世界を構築できるという意味で、通ずるものがある。
そーいえば繊細なの文学青年タイプの男って、このテの「壊れたお嬢様」に弱いよなあ。私の学生時代の先輩がKate Bushが大好きで、そりゃあもう「まさに女そのもの!」みたいな崇め方をしていた。ジョン・レノンオノ・ヨーコの関係にも、なんかこの法則が当てはまるような気がしてならない。不良少年が意外と毛並みのいい育ちの女の子が好き、ってのと逆パターン。
しかしこのPVのラストの方の振り付け・・・ヘンだよ〜。

さて、男性ではこの人が思い浮かぶ。Mike Oldfield。「チューブラーベルズ」で名高い彼だが、少年期から家にこもって楽器演奏、宅録の明け暮れ。音楽の才能が無ければ、あぶないとこだったかも。

ちょっと文章がぞんざいなのは眠いから・・・すいません。
思いついたので書いておきたかったの〜。後でもう少しまとめます。
ふと思ったことは、純粋培養系の音楽ってブルースの対極にある気がするってことなんですけど。