ビデオジャーナル30


新宿に芸能花伝舎という場所がある。廃校になった小学校にいろんな芸能関係の事務所が入っている。日本アコーディオン協会もその中にあるのであるが、その他照明さんの団体であったり、俳優さんの組合みたいなものだったり、芸能といってもあんまりミーハーチックでない感じの組織が、もともと教室だったところに居を構えている。
この前アコーディオンのコンサートがあって、協会の事務所にもお邪魔したのだが、木の床材といい蛍光灯の配置といい、予定表の黒板といい、職員室みたいで懐かしかった。
そんな中に落語芸術協会の事務所もあったりする。そこで今月末、「芸協らくごまつり」というイベントが行われるらしい。
詳細は芸協のページを見てほしいところだが、演芸イベントのわりには音楽関係がけっこう充実していて気になるところ。
一応、行こうと思っているので予習のために動画検索。


午前中、オープニングアクトになるであろう「浅草ジンタ」は、数年前に芸協のおまつりが「はなし塚まつり」だった頃に私は一回見ていると思う。そのときは違う名前だったなあ、たしか。「百怪の行列」だったかなあ。
ちんどん風を意識した「東京行進曲」などを演奏していたが、大太鼓やサックスが入っていたので迫力。ちんどん+スカパラ+CKBってな風情で、今風のかっこよさがあるなーと印象に残っていた。ハードコアちんどん。
また見たいな・・・と気にしつつ数年経ってしまったが、変わらず活動しているようだ。
早口でラップ風だけど、歌詞が七・五調なのが小気味よい。
(日本のラップはたいてい、四・二調くらいの気がする。8ビートに乗せようとするとそうならざるを得ないのかな?)
ロカビリー風味もあり。


今年、アメリカで「ジャパンナイト」というイベントがあったらしく、そこでのライブの様子。
演奏は激しいけど、どっか懐かしいサウンドのようにも感じる。それが味なのかな?
後ろで飛び跳ねてるアコーディオンの女の子、すごいなあ。ぜったい重いぞ、あれ。
腰をやられないだろーか?


この後は余談になるが・・・このバンドをもう一度見たいと思って情報収集していた中で、あるイベントの対バンのバンド名が異様で忘れられなくなってしまった。
「漁港」である。
いったいどんなバンドなの?と思ったものの、この名前だけにお金を出して見に行くには迷いが残り、そのままに。
今回、「浅草ジンタ」を検索していてふと思い出し、ついでに探してみたらこんなのだった・・・。
ロマンポルシェ好きのうちの妹は喜びそうだが・・・。(私もわりと好き。)

らくごまつりは10月28日です。
円朝まつりに行けなかった分の鬱憤はここで・・・。