ビデオジャーナル25

多忙な日々が落ち着いて、やっと少しものを考えたり、観たり聴いたりする時間ができた。
でもろくなことしないのが私なんですが・・・。
なんとなく「MyWay」特集。
ご存知フランクシナトラのスタンダードナンバー。
カバーとして有名なのが、ポール・アンカプレスリー
それを「旧MyWay御三家」としましょう。
今回は「新MyWay御三家」を勝手に選んでみました。


「My Way」のカバーといえば、ロック好きならまず思い浮かぶのがこれではないだろうか。
SexPistolsのベーシスト、シドビシャスのパンクバージョン。
いやあ、しみじみ聴くと、ひどいねえ、唄・・・。
しかし、パンクはヘタだからいいのだ。円熟なんぞ、あってはならない。


同じパンクアレンジでも、私が好きなのはニナハーゲン。
東ドイツ出身だが、この当時はすでに西に亡命している。
当時はまだ当然、ベルリンの壁が存在していたので、なんとなく神秘的というか人間離れしたイメージがあった。
名前だけは雑誌で知っていたけれど、音源を手に入れるのは地方都市の高校生には無理。余計に神秘性がますばかりであったが、今はこうやってネットですぐ見られる。隔世の感あり。
もともとオペラ学校に通っていたヒトなので声の使い方がすごい。うまく唄おうと思えば唄える人なんでしょうけど、やっぱパンクだからこんな感じで。


さらにレニングラードカウボーイズ。これはパンクじゃないけど、今は一番好きだな。
彼らはアイスランドだかグリーンランドだか忘れたが、北欧の小さな国の出身である。ロックバンドだが、なぜかロシアの軍楽隊とコラボで世界的に有名。
それにしても北欧出身のロックスターってなんでこう奇妙な人ばかりなのかな?ビョークといい。
ヘンな髪型、ヘンな靴、ヘンな服。シュールで奇妙なステージながら、なぜか最後にはしみじみ感動しちゃったりする不思議な映像。格好はヘンだけど演奏と唄はしごくまっとうなのがこのバンドの面白いとこ。
そういえば最近「はてなダイアリー」にこのように動画を貼ると、それに関連する動画がリンクされて小さく表示されるような機能がついたので、ぜひ彼らの他の曲も見てみてほしい。基本的にカバーしかやらない方針のようだが、選曲がシブくてツボなんだ、私の。