ビデオジャーナル21

せっかく本格アコーディオンを手に入れたというのに、忙しくて弾けない・・・。
帰宅してから蛇腹を控えめにこそこそ弾いたりはしているが、それって逆にものすっごーくフラストレーションたまる。うーん、近所によさげなカラオケボックスを探して、弾き倒し用ルームを確保しなくちゃ・・・。


ところでアコーディオン芸人・・・というか、アコーディオンでエンターティメントする人というのは、日本ではあんまりいない。アコーディオン自体がヴォードビルの中にあまり定着していないので仕方ないのだが、その辺の層が厚いのはやっぱりアメリカかなー。


Those Darn Accordionsは確かサンフランシスコのバンドで、10人のメンバーのうち8人がアコーディオン、その他ドラム1名、ベース1名という構成。停電ならジミヘンにも負けないとか言われており、イベントに呼ばれるとステージ以外でも、いきなり駐車場でギグを始めたりするらしい。メンバー各々、ルックスは非常に一般市民系。アコーディオンさえ持っていれば、ぜんぜん関係ない通行人が紛れ込んでいてもわからないだろう。
演奏もさほど上手くは無いが、中に1,2名上手い人がいるっぽい。あと、1名ものすごい年寄りが混じっている。(右から3番目のポジション。)
このPVではElvis Costelloの「Pump it Up」をカバー。この田舎くささがたまらん。
ライブのほかにも地域のお祭りなどに呼ばれて演奏することも多いパーティバンドでもある。


そこそこにヒットしたとはいえ、Costelloの「Pump it Up」なんて知らない人の方が大多数だと思うので、一応参考までに、本家本元バージョンを載せておきます。
これはこれでヘンですね。Costelloの内股っぷりが・・・。


私にとってアコ芸人というか、アコーディオン弾きとしてイイなーと思っているのが、MTV世代にはご存知Al Yankovic。パロディPVで一斉を風靡したこの人、実は7歳のときからアコーディオンを弾いている筋金入りのアコプレーヤーでもある。アルバムには必ずその時代のヒット曲をポルカでアレンジしたものが収録されており、そこで超絶テクの演奏を披露している。ポルカって聴いてる分には明るくておバカなのだが、弾くのは難しい。
この動画ではThe Knackの」のパロディを。
珍しくアコ一本で弾き語りというか、弾き歌いというか。
80'sロックやポップスをアコーディオンで崩して・・・っていうのは、ゆくゆくは私がやってみたいことで、(まだまだ腕が追いつかない・・・。)まあ、こんな感じで弾けたら、と思っているひとつのサンプル。(まあ、歌は歌えないと思うけど。)
上手いんだけどあんましかっこよくないのがミソ。アコーディオンの場合、かっこよくないのがかっこいい、と私は思うのだな。


元ネタのThe NackのPVも参考までに載せておいた方がいいか。