ビデオジャーナル15
いまさらって気もするのだけど、このBlogで「Amazonアフィリエイト」ってヤツを始めてみました。いろいろとDVDだのCDだの紹介していることだし、どうせなら・・・ってことでね。
ま、一日のアクセス数を考えると、利益なんてものは論外って気はするけれど、一応このページからのリンクでお買い物していただけると、私のおこづかいになるかもしれないので、よろしくお願いいたします、皆様。
面白いのが、Amazonの自動リンク機能。記事の中からランダムにキーワードを拾って、日記の最後に自動的におすすめ商品のリンクを作成してくれるのである。
これがページを読み込むたびに違っているので面白くて、自分のBlogながらついつい過去記事までずーっと読んでしまった。おおー、こんなモノが?と思うような意外な商品がリンクされたりして、いやあコンピューターっておもしろいのだー。今日、仕事でJSPだのサーブレットだのという仕組みを齧ってきたので、なんかうっすらとからくりがわかる気がするのもちょっと楽しい。
話はがらっと変わるが、今日知人のmixi日記で紹介されていた動画が面白かったので紹介する。
<科学情報 うどん・スパゲッティー>
かのイカ天の後番組ですぐに終わってしまった「えび天(映像美術天国)」という自主制作映像を紹介する番組で、この映像のサワリだけを見たことがあったが、さすがのYouTube。フルバージョンがここに。うどんとスパゲッティを科学的なあらゆる角度から比較してみる、ただそれだけの映像。徹底して淡々と、教育フィルム的に進める演出がステキ。「先生」役のなげやりな態度もいいです。当時から気になっていた映像ではあったが、ひさびさに再会できて感動〜!
そう、私は何を隠そう(隠してないが・・・)、高校から大学と自主制作映画を撮っていた女。それも高校時代なんかアニメである。当時は8mmフィルム。コクヨの罫線無しのレポート用紙に窓のスリガラスをトレス台にして作画してたっけなあ。撮影して現像に出すと一週間は戻ってこず、現像から帰ってきて初めて失敗に気づくこともしばしば。露出のミスで真っ黒、真っ白。きれいに撮れてるけど映ってはいけないものが映っているなどで、撮りなおしもしばしば。んで、音を入れたいとなるとまた、編集の後に磁気テープを貼ってもらうため、またカメラ屋さんにあずけて一週間。戻ってきたらアフレコ・・・と、たかだか3分くらいのフィルムを制作するのに数ヶ月かかっていた。今思い出すと、3分程度の成果物に、そんなに時間と手間を掛けることが出来た時代ってのが、とっても貴重に思われる。おまけに上映中に映写機に絡まり、ライトの熱でフィルムが焦げるという事故もしょっちゅうで、そうなると焦げた部分は切って捨てなきゃならなくて、パソコンのデータと違ってバックアップなんかないから、その部分は再現できない幻のコマとなって消え去るのみ。そんな時代もありました。隔世の感ありすぎ。
大学に行ったら3分とかではなく、もう少し長いフィルムも撮るようになった。また役割分担も細かくなって、私はもっぱら音効担当。この頃から映像と音楽のマッチングってものに惹かれていた。
大学1年のときだったか、所属していた映画サークルで「ぴあフィルムフェスティバル」の入賞作品だけを招待し、上映会をやったことがあった。重たいシュールな作品の多い中、小ネタ映像だけど集めた「ハイライト」という作品が印象に残っていたのだが、卒業してしばらくたって上記の「えび天」でそのリメイクと出会ってしまった。おおっ!と思ってさらに数年、インターネット上でまた再会してしまった。
<前向きで行こう>
作者は同じ人である、ただ、「ハイライト」のときはフィルムだったが、これはビデオ作品になっているというだけ。いやー、再会したときは感動しましたが、フィルムのときのほうがテンポが良かった気がしたなあ。「右手と左足と後頭部」ってよく真似して言ってたっけ。私がドトール贔屓なのはこの作品のせいでもある。でもフィルムのときはもっと「ドト〜〜ル」って言ってたのに、このビデオではふつうに「ドトール」って言ってて物足りない。しかし、出演者の服装のホットドッグプレスな感じが、時代だねえ。
「なつかし映像再会編」ってな感じの本日であったが、究極の再会をも果たしてしまった。
<農耕士 コンバイン>
これも「えび天」からの映像となるのだが、元はといえば私の地元でさかんだった高校生中心の自主制作アニメーション上映会で上映され、好評を博したものだった。その上映会はローカル放送のラジオ番組が主催しており、フィルム出展者イコール投稿の常連だったりして、ちょっと独特な雰囲気だったのを覚えている。自主フィルムといってもネタものが中心で、シリアスな作品はほとんどなく、長さも長くて10分程度。ここでウケることが当時の高校生フィルムメーカーにはステイタスだったのである。みんな、ウケるためだけにフィルムを作っていた。
(ちなみにアウトラインフェスティバルという・・・。検索でたどり着いてくれる人がいると嬉しいからフルネームで書いとこ。)
この作品はこの上映会OBで秋田大農学部に進学した人が作ったもの。もともとカセットデッキを二台使って自分の声を多重録音した「ひとりコーラス」なるもので人気だった人だった。
コレは当時放送されていた「聖戦士ダンバイン」というアニメのOPとEDをパロディにしたものなので、元をしらないとかなり「?」な感じだが、私としては死ぬほど懐かしかったのでつい、書いてしまいました。
今回はノスタルジーの巻。他人が読んでおもしろいかどうかなんて、知らん。