ビデオジャーナル13

何年か前にAl Yankovicのベスト版DVDを買ったら「Bob」という曲の短いクリップが入っていた。
曲の歌詞に合わせて短文の書いてある紙を放り投げるという演出で、よく見るとそこに書いてあるのは上から読んでも下から読んでも同じ音になる文、いわゆる「回文」
へえー、英語にも回文ってあるんだねえ。そういえば「Bob」も回文。その辺から発想した曲なのだろう。


で、その「Bob」というのは誰あろう、Bob Dylanのこと。彼のビデオを元ネタにして作ったのが「Bob」だということだったので、その元ネタってどんなんだろう???と興味はあったが、なかなか見る機会もなく。
しかし、やっぱりインターネットってすばらしいですねぇ。YouTubeで検索したらありましたねぇ。


この歌詞カードを投げる手法は、下記のINXSのビデオでもパクられていました。曲が3分の2くらい終わったあたりで、ソフトなラップにあわせて紙を放り投げています。このビデオをでは一人ではなくて、バンドのメンバー全員で手分けして投げているのが特徴。約一名、手先が不器用なのかややモタモタしている人がいて、はがゆい。

しかしINXS、ボーカルだけ異様にかっこよくて、あとはみんな冴えない上にルックスがバラバラ。80年代まではけっこうこういうバンドいたような気がする。全員のビジュアルのレベルが揃っていないという・・・。まあビデオクリップが定着するにつれて、そこそこ全員の見た目もそろえるようになってきて、最近こういうの見かけませんね。