平成コミックソング・クロニクル

「90年代」だと幅が狭まるので「平成」で今後はクロニクろうと思います。

今ラジオで聴いて衝撃を受けたばかりなのですが、みんなのうたででこんな曲が。

ネット上で動画も発見
http://youtube.com/watch?v=yap0odwltr0

うたっている「ことばおじさんとアナウンサーズ」というのは、全員が現役のNHKアナウンサー。「ことばおじさん」は梅津正樹アナである。番組の中に「若者ことば」を扱ったコーナーがあって、この曲に歌われている例「なにげに」「フツーに」「めっちゃやばい」「よくなくない?」はそれぞれ視聴者からの投稿にあったものだとのこと。そのへんのいきさつは以下の動画でどうぞ。
http://youtube.com/watch?v=0NhLgc-WBxY
最近の若者言葉を言われてとまどう大人の心情を歌ったこの曲。だが、「日本語の乱れ。けしからん!」という立場ではなくて、「なるほど、勉強になりました。」という、比較的弱気な態度で歌われているのが特徴。
この手の話はどうしても世代論になったり、なげかわしい!という怒りになったりしてしまうもんだけど、戸惑いながら受け入れる「ことばおじさん」、いじらしい。

余談だがこの曲、9月のアタマ頃に母親に会ったときに「おもしろい歌がある」ということで歌って聞かされてはいた。しかし、実際の曲を聴いてみると、母の歌とは別物。ロックじゃないの!やっぱり母の年齢では難しかったようだ。