なんでもナイト @四ツ谷コタン
ここ数年、和モノに心惹かれていたワタクシであったのだが、最近「自分の血の中にないもの」が気になっている。
いままで生きてきた中で耳にしてこなかった音、あるいは音楽など。
そんな中で中東寄りのロマ音楽とか、クレツィマー音楽(ユダヤ音楽)なんかも気になったりして
- アーティスト: オムニバス,ビリー・ティプトン・メモリアル・カルテッ,ニュー・クレッツマー・トリオ,ジョン・ゾーン・マサダ,クレッツマティックス,カシティック・ニュー・ウエイブ,パラドックス・トリオ,シュビッツ・オールスターズ,アロロ・トゥレホーン
- 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- 発売日: 1994/06/25
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- アーティスト: タラフ・ドゥ・ハイドゥークス
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まあとにかくいろんなものが聴きたいなーと思っていたところに、先月のオオタスセリさんのライブのときにたまたま近くに座っていたお客さんとお話をしたら、ギタリストさんでなにやらおもしろいライブを企画しているとのこと。
名刺も頂いたし、興味をひかれたので行ってみました。
スセリさんのライブのときと違って、お客さんは少な目。
その分ゆったり座れて、ゆったり聴ける。
これがたぶん、コタンの本来なのではないだろーか。
人口密度が高いと食欲が無くなる私だが、この日は思わずコタンオリジナルカレーを食べてしまいました。
神田共栄堂のスマトラカレーに似た、独特の味わい。
主催の宮川菊佳さんにも軽くご挨拶して、まったりとカレーを食べていたらなんと、オオタスセリさんが来店!
はからずも隣の席での鑑賞となる。
ううむ、このカオス感って東京だよな・・・・。
チョー一般人な私と、上り坂の芸人さんが隣り合って、ビールを酌み交わしながらライブを見ているという・・・。
東京ってオモロイ。
スセリさんのコタンへの愛情、芸への愛情のお話、他の芸人さんと共演するときの(特に男の人)苦労もポツリポツリと聞いたりした。
ううむ・・・いろんな意味でたぶん、いちど形になったものを壊すのは女の人に比べて男の人は苦手だ。
それは芸人さんでも普通の会社員でも同じ気がする。
新しい表現を生み出すために、彼女は男の人のそういう部分とも戦っていかねばならないわけだな。
結局は人生観VS人生観、人格VS人格の話になりそうだ。大変だろうなあ。
ということを思いながらも、間近で見るスセリさんの肌のきれいさに感心していた私。
最近何かで読んだけど、「売れる人」ってどんなに忙しくてもお肌がきれいなんだってねぇ。
期待してますー。頑張って〜!!
最初はクラシックギターのソロから。
この辺はまあ、耳におぼえのある音なので、驚きは無かったけどその後に出てきた楽器といったら、アルパはまだ知っていたけど、エスラジ、カリンバ、カホン、アイリッシュハープなどなど、普段目にも耳にもしないものばかり。
私がとくに気になっていたのは竪琴系楽器に2つ、アルパとアイリッシュハープ。
どちらもどう違うのだろう???と思っていたが、音がね。
アルパは細い弦から太い弦までの太さの差が大きく、可愛らしい高音からスピーカがビビるほどの低音まで出るが、アイリッシュハープはそれほどの音域は無い、と感じた。
アルパの方がダイナミックで泥臭く、アイリッシュハープはもーちょっと洗練された優しい音、という印象かな。
初めて観たカリンバのソロ演奏。(ソロがとれる楽器だったとはカルチャーショックです!)
初めて目にするエスラジという擦弦楽器(胡弓に似た音だけどもっと息が細い感じの音色)
カホン、中東の打楽器(名前忘れた)とカリンバ、ギターによるサイケデリックな「佐渡おけさ」
などなど、私の経験の中にも血の中にもない音の連続で、堪能しました。
音楽っておもしろい。楽器って、ほんとうにおもしろい。
終わった後、演奏していた人たちとひとしきりお話をして飲んだのも楽しく。
「リード楽器が・・・云々」「音の汚れが・・・云々」「ジャンゴ・ラインハルトの奏法が・・・云々」などなど、わりと手加減無しで音楽や楽器の話題ができて楽しかった。
ふだん、音楽の話をするとき、私はかなーり手加減しているのでねー、フラストレーション解消って感じです。
- アーティスト: ジャンゴ・ラインハルト
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いつか自分も混じって演奏する日を夢見つつ・・・明日もきちんと練習しよう、アコーディオン。
ちなみに私が憧れているのはこの辺り↓
- アーティスト: オムニバス
- 出版社/メーカー: ブルース・インターアクションズ
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