志らくのピン

2003/4/14日曜日は疲れが出たのか頭が痛く、どうしようかと思ったのだがこのまま家にいても気が晴れない!と思ったので、思い切って家を出る。
ウダウダしているうちに一部には間に合わなくなり、二部から一門会に行った。
今回二部の出演者にはこしらさんの名前が無かったのでちょっと残念に思っていたら、最初にちょっとだけ出てきたのでラッキーだった。
なんか一部があんまりいい出来じゃなかったみたいで、志ららさんがその件に関してのトークをしているときに、飛び入りしてきたのだ。
一部は企画を交代で担当することになっているとのこと。来月はこしらさんなのだそうだが、「来月は二部を担当させていただきます!」と言い切り、客席が一瞬固まった。
「二部じゃないだろ?」と突っ込まれ、「一と二が逆になったんだよね」と右手の人差し指、左手の人差し指と中指を立てて並べて見せた後、おもむろに「指の瞬間移動」をやったのが非常にタイミングがよく客席は爆笑。これがアドリブならばこの子は天才かもしれない!!!と感動した。
ところで上野広小路亭は飲み物の自販機があるところが楽屋の出入り口になっており、よくお弟子さん達とニアミスをする。それに、最近気がついたのだが、チケットもぎりをしているのも、前座のお弟子さんではないか!
今ごろ気がつくのもアホなのだけど、いや、一月なんかはバイトっぽい女の子がやってたし・・・。
なので、さっきチケットとチラシとパンフを渡してくれた人が、今は高座に上がっていたりする。
ただ、まだお弟子さんの顔と名前が一致しなくて、入口で話し掛けたりする境地まで行ってません・・・。多分チラシをくれたのはらく朝さん、チケットを手渡してくれたのはらく次さん、「もう入れますよ」って言ってくれたのは志ら乃さんだと思うが・・・ウロオボエ・・。
さすがに厳しく教育されているのか、ホントに礼儀正しくて気持ちいい。
楽屋口でぶつかりそうになったときもきちんと謝るし、ハキハキしてて意識がきちんとお客さんの方に開かれている。
こんなこと当たり前のことなんだけど、小劇団とか素人のライブなんかに行くとスタッフが失礼すぎて頭にくることあるからね。皆、身内しか見えてない。
その点、落語はホントに安心。
来月は頑張って一部から行こう。こしらオンステージになる予定らしいし。